私は学生時代にアルティメットの日本代表チームにトレーナーとしてつかせてもらったことがありました。
2008年8月にカナダのバンクーバーで行われた4年に1度の世界大会の代表チームでした。
アルティメットの世界大会には6つの部門があって、
オープン(男子)の部、ウィーメン(女子)の部、ミックス(男女混合)の部、マスター(年齢が上の方たち)の部、ジュニア(20歳以下)の男子・女子の部
となります。
私はその中でミックス部門のトレーナーをやらせていただきました。
なぜ学生の私が日本代表のトレーナーになれたかというと、ミックスに私の大学から2人代表に選ばれ
ていて、そのうちの1人が私のことをキャプテンに推薦してくれた
というのが実際のところです。
あとは私たちの大学が学生の大会では何度も日本一になっているというところも考慮にあったのだと思います。
つまり、運が良かったのです。
しかしいくら運が良くても、そのチャンスを生かすも殺すも後は自分次第。
ここから先は自分の実力でいくしかありません。
「学生だから」 という甘えは絶対に出さずに、とにかく一生懸命やろう
そう心に決めました。
最初はやっぱり「日本代表」という重みにビビっていたりもしましたが、
練習を重ねていき、選手とも打ち解け始めると、だんだんとそんな気持ちもなくなっていき、
「私もこのチームの一員なんだ」と自信を持って思えるようになっていました。
しかしそうは言ってもやはり所詮学生は学生
知識も技術もまだまだ卵レベル
そのことを思い知らされた瞬間も何度もありました
あるときゲーム中に選手が肩関節を脱臼してしまい、もちろん学生の私には整復などという技術はまったくなく、その場にいた他のチームのプロのトレーナーさんに整復してもらったということもありました
そのときは
「なんで自分はここにいるのか、なんのためにここにいるのか、ここにいるのは自分でいいのか」
そんなことが頭の中をぐるぐるぐるぐる廻っていました
しかし、できないことをできないと悩んでいてもしょうがない
このチームでの時間はもう限られている
それなら今自分にできることをとことん追求して、とことん一生懸命やろう
そう考えなおすことができました
日本代表でのトレーナー経験は
私に知識の乏しさ、技術のなさを教えてくれたのと同時に
これからもトレーナーを続けていきたいという気持ちをさらに高ぶらせてくれました
学生のうちにこの経験ができたことを
私は本当に価値あることだと思っています。